2007年09月30日

マルチの広告塔になった芸能人たちの責任

健康関連の食品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」(東京都新宿区、波和二会長)が「100万円を預けて会員になれば、3カ月ごとに9万円の配当金(年利36%)を支払う」と会員を勧誘し、全国約5万人から1000億〜1500億円のカネを集めていたが、この空前絶後のマルチ商法がはじける寸前だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070930-00000003-gen-ent&kz=ent

L&Gは、04年頃から昨年まで、会員や出資者向けに無料コンサート「あかりコンサート」を開催。開演前に投資にまつわる説明会を設け、巧みに勧誘していた。出演者は細川たかし、キム・ヨンジャ、長山洋子、中村美律子、伍代夏子、瀬川瑛子、小柳ルミ子、小林旭、松崎しげるなど。歌謡界の大御所たちが広告塔だったわけだが、同社との関係が気になるところだ。
高額の配当や、「円天」と呼ばれる独自の電子マネーがもらえるとうたっていたが、今年2月以降、配当の支払いは滞り、返金を求めた会員の代理人弁護士は、出資法違反の疑いを指摘。近く警視庁に告訴するという。今月20日には、会社規模の縮小を理由に、同社社員の大半を解雇していたことも発覚した。
長山洋子の事務所は「昨年の古い話で、出演の事実はわかりません」ときた。細川たかしが所属するKazu企画は「わかりません」の一点張りだ。瀬川瑛子サイドは「ウチは昨年2回しか出ていない。もっと出ている人がいるのに名前が出るのは心外」と言っていた。どこもかしこも一目散に逃げている印象だ。弁護士の紀藤正樹氏はこう言う。
「平成電電や近未來通信など類似した事件が社会的に問題となっているタイミングで、有名人による被害拡大につながる活動の道義的責任は大きい。少なくとも謝罪を発表するか、出演料を救済費にあてるといった行動をとるべきです」
事件の展開によっては、今年の紅白歌合戦の出場者もガラリと変わる可能性もあるだろう。


posted at 18:42 | 芸能
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